排水溝の罪と罰

風呂場の排水溝の話だ。

よくテレビやらでやってるカビ殺し洗剤やらのCMでもわいわい喚いているように風呂掃除は嫌なものである。何故嫌なのか、世の中にはいくらでも汚い部分もあるでしょうに、なんとなくすげー嫌、嫌なことランキングトップファイブに入りそうな勢いなのは何故なのか。
それは排水溝には罪が積もり積もっているからである。掃除を怠った日数、己の体の穢れ、全ては自分の身から出たさびなのだ。おめーだめじゃんって言われてる気がする。こんだけだよ、こんだけだめだめなんだよ、よく見てみろよって言われてる感じ。部屋の隅に積もっている塵よりも良く通る声でキリキリ攻め立ててくる。
だから、まー風呂掃除っていうのは罰ゲームみたいなもんで、風呂掃除を怠った懐かしい日々を走馬灯のように思い描きながら泣く泣く嗚咽交じりに泣く泣く、これは嘘だけど、腕を動かすのである。ごめんなさいごめんなさい。怠った日々累乗の罪状をつきつけられる。

要は風呂掃除しないとなって話。