おばさまを隔離する

中年の女性が苦手になりそうだ。

会社近くの牛丼屋の彼女は味噌汁に指を浸しながら差し出す。
 家の近所のスーパーの彼女はビニール袋に弁当を縦に挿し込むのが得意だ。

彼女達との連日の接触体験が中年の女性に対するネガティブなイメージを植えつけようとする。
 だから、線を引くことにした中年の女性には二種類ある。
おばちゃんとおばさまだ。どちらがどうなのかは言うまでもない。

ただ、現実として僕の食生活はおばちゃん達に握られている。僕はおばちゃん達に生かされてる。
昼飯はおばちゃんの指先ひとつでどうにかなっちゃうし、夕飯はおばちゃんの気分次第で傾く。

僕の心かき乱すおばちゃん達と向き合わなければ今年の僕の食生活は立ちゆかなくなるのだろう。

 だからやっぱりこう言わなきゃならない。

今年もよろしくお願いします、と。

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